Company History

JAMISは、1979年フロリダ州タラハシーで誕生しました。最初の製品はビーチクルーザー。それはアースクルーザーと呼ばれ、その製品の評判は瞬く間にフロリダのビーチに響き渡ったそうです。創業当初、ビーチクルーザーを中心に展開していたJAMISは1983年、現在のMTBの原型ともいえるDAKOTAを発表。1985年にはDAKOTAやDAKARを発表し、名だたる世界のMTBブランドの一員となりました。1988年にはロードバイクへの生産にも着手し、スチールフレームの代表格であるECLIPSE、QUESTはこの時に誕生しました。1998年には伝説のカーボンMTB DIABROを発表。DIABRO(悪魔)というネーミングは当時のアメリカの専門誌が、不吉とのことで紙面紹介の際は、モデル名をブラックバーで消したという裏話もあるモデルです。このころより、スチール、アルミ、カーボンの現在では標準となっている素材をそれぞれ使い分けて使用するブランドとなりました。

若かりし日のGREG WEBBER副社長 1976年創業者の一人GREG W1976年創業者の一人GREG WEBBER副社長が西海岸からオハイオまで数千マイルを走破したときの貴重な画像です。
この時の情熱(PASSION)は今も変わっていません。
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JAMISの歴史はアワードの歴史といっても過言ではなく、アメリカ本国での評判は非常に高いです。1988年の米誌バイシクルマガジン・エディターズチョイスを受賞以来、毎年アワードを獲得しています。2018年にはRENEGADE ELITEとKOMODO EXPERT 2車種が、バイシクリングマガジン・エディターズチョイスに同時受賞するという快挙を成し遂げました。

ニュージャージー本社受付カウンターには今でも数々のアワード盾が飾られている
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JAMISの開発拠点は本社のあるニュージャージーでMTB/COMMUTERが、ROADがカリフォルニアにも拠点をおいています。MTBの開発はオフィス近隣に多くのトレイルがある本社、ROADの開発には、クリテリウムなどメジャーレースのある西海岸が適しているというのが主な理由です。開発陣はコンピューターグラフィックを駆使し、コンピューターでデザインされたものは即座に3Dプリンターにて立体的に表現され、各部のデザインや動きが設計通りになるかをテストし、実際に走行が出来るサンプルを作成。テストサンプルは近隣のトレイルにて幾度もテストされ、確実な製品として市場デビューに至ります。

JAMIS BIKESニュージャージー本社

JAMISが創業した1979年当時、スチールが唯一の素材でしたが、40年近く経った現在では絶対的なフレーム素材とは断言できません。ただしJAMISはスチールを愛し、そのブランドの歴史はスチールとともにあり、スチール製のバイクを作り続けています。そのスリムでストレートなルックスとシルキーな乗り心地は現在でもJAMISの代表的な素材であり、そのノウハウはカーボンやアルミのモデルなど全ての製品にフィードバックされています。

初代DAKARを手にする、GREG WEBBER副社長 初代DAKARを手にする、GREG WEBBER。
このDAKARは日本の東洋フレームが製造したものです。

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